2022年08月30日(火) 12:00 27
小倉2歳Sの過去10年では前走新馬組が[6-5-7-46]。他の夏競馬2歳重賞よりも新馬組>未勝利組の傾向が強いので、前走オープン組にこだわらない限りは前走新馬戦組をなにかしら買うことになる。
この[6-5-7-46]には人気薄激走馬が含まれているので、回収率は単224%・複130%にもなっている。新馬組はファンから見てヒントになるものが少ないので、どうしてもタイムや着差の派手な馬が人気になりがち。ただ、実際には・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。