2022年09月03日(土) 18:00 30
伏兵ディアマンミノル(父オルフェーヴル)の全5勝は、新馬勝ちした2000m以外、4勝が2200m以上。
イメージは明らかな長距離型だが、前走目黒記念2500mの上がり3ハロン33秒4は飛び抜けて最速。
好時計決着となった2走前のオープン特別2600mの上がり33秒9も断然の最速だった。
豊富なスタミナを活かしたというより、あの中身はスピード能力一歩のステイヤーと違い、(展開に注文をつけてはいるが)切れる中距離タイプだろう。
昨年の函館記念2000mは1分59秒2で善戦。もちろん上がりは最速。勝ったトーセンスーリヤ(続く新潟記念2着)と0秒5差の2着争いだった。今回は新潟の外回り。同じ2000mでも大幅なプラスがあって不思議ない。
波乱の新潟記念に、・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。