2022年10月18日(火) 18:00
ソダシを差し切ったイズジョーノキセキ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、エリザベス女王杯の前哨戦である府中牝馬Sを取りあげます。単勝12番人気が勝利した一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“指数等を全く用いないレトロ予想”のバウンスバック氏です。
まずは本命には、圧倒的な1番人気のソダシを推奨します。「東京ではオークス以外馬券内」の適性にくわえ、「戦ってきた相手が違う」との評価でした。ただし、「頭ではなく2着も十分あるとみて連軸・馬単2着固定」を推奨。そして相手本線には、基本の予想スタイルである「騎手・オッズの組み合わせ」により、岩田康誠騎手騎乗で12番人気優勝のイズジョーノキセキを抜擢したのです。
馬券は、馬連40.4倍と馬単123.6倍をそれぞれ1,000円ずつ購入。本命馬の2着固定がしっかりと決まり、16万円超のリターンに成功しました。
もうひとりは、“メシ馬が送り込む知将馬券師”本多久秀氏です。
PHS(儲かる馬スコア)による解析結果では、なんと12番人気のイズジョーノキセキが110.5で2位のスコア。この数値が100であれば「買い続けたら100%の回収率の馬」ということですので、本馬の期待値がいかに高かったのかがわかるでしょう。
そして馬券は、複勝6.2倍を堅実に2,500円押さえつつ、単勝34.8倍も2,000円購入。8万円超の払戻金獲得となりました。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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