【天皇賞・秋予想】良ならディープ産駒が9年連続連対 近年は牝馬健闘、8枠は10年間連対ゼロ

2022年10月23日(日) 18:00

近10年のうち不良馬場だった17年を除くと、コントレイル(2着)、フィエールマン(2着)、ダノンプレミアム(2着)、サングレーザー(2着)、リアルスティール(2着)、ステファノス(2着)、スピルバーグ(1着)、ジェンティルドンナ(2着)、ジェンティルドンナ(2着)と、良ではディープインパクト産駒が9年連続連対中(勝ったのはスピルバーグだけだが)。今年の登録馬ではカデナ、シャフリヤール、ポタジェがディープ産駒。またここ3年はアーモンドアイが連覇しグランアレグリア、クロノジェネシス、アエロリットが3着と、牝馬の健闘が目立っている。そして秋天は外枠不利も顕著なレースで、特に8枠はここ10年[0-0-2-23]と連対ゼロ。なお昨年はダービーから直行のエフフォーリアが快勝したが、今年は同じローテの3歳馬が3頭いる。(解説:望田潤)

アブレイズ

母エディンはJRA5勝。3代母リリオの産駒にトレイルブレイザーがいる。ボスラシャムやヘクタープロテクターなども同牝系。キズナ産駒で母系にタイキシャトルが入るのはクリスタルブラックと同じで、カーリアンが入るのはマルターズディオサと同じ。母父がジャングルポケットなので粘着力に富む脚質で、芝1800〜2000で相手ナリに駆けるしぶとさが売りだが、重賞での好走歴は全て牝馬限定戦。牡馬一線級相手では手は出しづらい。

距離○ スピード○ 底力○ コース○

イクイノックス

ヴァイスメテオールの半弟で、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

関連情報

新着コラム

コラムを探す