2022年10月23日(日) 18:00
昨年につづいて阪神芝内1400で行われるスワンS。その昨年はダノンファンタジーとサウンドキアラ、ディープインパクト牝駒のワンツーだった。22年フィリーズレビューはサブライムアンセム、22年阪急杯はダイアトニックと、ともにロードカナロア産駒が勝っている。また21年阪急杯はレシステンシア、ミッキーブリランテ、ジャンダルムと、母系にダンジグをもつ馬が1〜3着を占めた。基本的には急坂付きの内回りだから、ダンジグ、ロベルト、ストームキャットといったパワーの裏付けがあるスピードがモノを言うコースだ。(解説:望田潤)
ヴァトレニ
母チアフルスマイルはキーンランドCの勝ち馬で、母母ゴールデンカラーズはクイーンC2着。牝祖ウィニングカラーズはケンタッキーダービー馬で孫にアラバマS(米G1・ダ10F)のエスキモーキセスがいる。父グラスワンダーは有馬記念連覇の名馬でスクリーンヒーローなどの父。母も洋芝巧者だったが、パワー体質のグラス産駒で夏場に調子を上げるタイプでもあるのだろう。阪神内回りもいいが、今はスプリンターとして完成した感が。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
サブライムアンセム
チェッキーノやコディーノの姪で、母パストフォリアは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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