2022年10月23日(日) 18:00 17
サークルオブライフ、ソダシ、ラッキーライラック、リスグラシュー、メジャーエンブレムと、近年の好走馬から後のGI馬が続々出ており、暮れのJFや来春の桜花賞に直結する東京芝マイル戦。素質馬から入りたいレースだ。過去5年の勝ち馬は、サークルオブライフ478キロ、ソダシ476キロ、リアアメリア482キロ、シェーングランツ474キロ、ラッキーライラック486キロとみんな大型。450キロ未満の馬は[0-1-2-26]で、昨年は438キロのフォラブリューテが1人気を裏切っている。(解説:望田潤)
アリスヴェリテ
リアンヴェリテの半妹でキメラヴェリテの全妹。3代母パントゥフラはフロリダオークス(米G3・ダ8.5F)勝ち馬。兄たちはダートでオープンを張っているが、こちらは牝で脚長で斜尻でしなやか体質で、セクレタリアト≒サーゲイロード5・7×5・5の柔らかさで芝を走っている。野路菊Sはスローで逃げて、直線後続を突き放しての2着。東京向きのストライドだがマイラーではないので、道中息の入るスローになるかどうかがポイントだろう。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
マラキナイア
ステイフーリッシュの半妹で、・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo