2022年10月26日(水) 18:00 37
先週の菊花賞。レース前日に出演した競馬予想TV!でもコメントしたように「初の阪神競馬場への輸送があっても、これまでと変わりない仕上げをしてくるところが凄い」と思っていましたが、レース自体もいつもと変わらない強気な姿勢。人も馬も互いを「信じる」ことが大きなパワーを生み出す。予想は外してしまいましたが、そんなことをあらためて感じるレースという意味で、今後の自分自身の予想にも役立てていきたいと思います。
今週は天皇賞秋。今の東京開催は毎週、競馬場で仕事をさせていただいていますが、とにかく感じているのは「差せる」ということ。これがコース替わりでも同じなのかどうか、予想には非常に重要な部分ですが、やっぱり予想の根幹は調教。そこできっちりと的中を目指していきたいと思います。
【アルテミスS/リバティアイランド】
デビュー戦は坂路、芝、CWと多彩な追い切り馬場ではありましたが、5本の追い切り。それでもきっちり結果を残したのは夏場という、時季的な部分もあったかも知れません。今回は坂路とCWを併用して、6本の追い切り。併せ馬の本数が多いというのは前走時と変わっていませんし、最終追い切りの馬場がCWというのも同じ。
前走時は新馬では破格といってもよい、3F36.4秒という時計をマークしていたので、それと比較してしまうと、・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ