2022年11月01日(火) 18:00 20
昨年2着のマイネルウィルトス(写真左)は初角10番手だった(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
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東京芝は先週からBコース替わり。週中降雨の影響なく、週末の天候も良好。軽めの馬場コンディションで行われた。
コースが替わっても馬場状況は開催当初から特に変化はなく、前残りの展開でも末脚を発揮して差しやすい「モダンな馬場」(モダンな馬場の詳細は単行本「馬場を極める」を参照)
メインレースの天皇賞秋も一見するとハイペースの大逃げだが、離れた2番手以降の集団はスローペース。結果的には、逃げたパンサラッサだけが恵まれ、2番手以降の馬のほとんどが脚を余したレース。(よってタイムも遅い)
2番手以降の馬はすべて脚を余す大凡戦でも、勝ったイクイノックスは二桁位置取りからの差し切りだった。これがJRAが作った「モダンな馬場」の特徴でもある。パンサラッサのような馬だけが恵まれるレースは例外に属する。今のモダンな馬場では末脚だけを重視することで多くのレースは当たる。
アルゼンチン共和国杯も・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価