2022年11月06日(日) 18:00
大箱ダートの重賞らしく、ソリストサンダー(21年1着、20年2着)、サンライズノヴァ(20年1着、18年1着)、エアスピネル(21年2着)、クインズサターン(18年2着)、サンライズソア(17年2着)と、ニジンスキーの血を引く馬が毎年上位を賑わせている。またシアトルスルーもダートをストライドで走る系統だけに、東京ダートでは常に注意が必要な血といえる。(解説:望田潤)
アラジンバローズ
母母スマッグラーはCCAオークス(米G1・ダ10F)やマザーグースS(米G1・ダ9F)に勝った一流馬。その母インサイドインフォメーションは北米古牝馬チャンピオン。近親にオハイオダービー(米G2・ダ9F)などに勝ったゴーンアストレーがいる。ハーツクライ産駒ながらダートでオープンまで出世したのはこの母系のなせるワザで、まだキャリアが浅く底を見せていないのは魅力。ただ血統や脚質からみて、東京マイルに替わるのはプラスではないだろう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ギルデッドミラー
母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、サンタイネスS(米G2・ダ6.5F)のレネーズタイタン、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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