2022年11月20日(日) 18:00 11
3年連続で阪神芝内1200で行われる京阪杯。「同じ阪神芝内1200で行われるセントウルSは、良ならストームキャットの血が強い」と20年に書いた。結果は1着フィアーノロマーノ(母父ライオンハート)、2着カレンモエ(父ロードカナロア)とストームキャットをもつ馬のワンツー。
そして21年も1着エイティーンガール(父ヨハネスブルグ)、3着ファストフォース(父ロードカナロア)と、ストームキャットをもつ馬が1着3着だった。取り上げた5頭でストームキャットの血を引くのはテイエムスパーダ(父レッドスパーダ)だけ。(解説:望田潤)
サンライズオネスト
サイモンサーマルの半弟でオーロマイスターの甥。他に近親に目立った活躍馬はいないが、ケンタッキーオークス馬アメリヴァンなども同牝系。ダイワメジャー×ジャングルポケットはソルヴェイグと同じ。母系にトニービンが入ってヘイローをニアリークロスするのはコパノリチャードや・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo