2022年11月20日(日) 18:00 10
20年、21年につづいて阪神芝内2000で行なわれる京都2歳S。この2年間の結果のみで何か血統的な傾向を導き出すのはなかなか難しいが、京都で行われた17~19年も含め、過去5年の京都2歳Sで馬券に絡んだ延べ15頭のうち、その後GIで馬券に絡んだのはタイムフライヤー(ホープフルS1着)とワールドプレミア(菊花賞1着)だけ。
前週に行われる東京スポーツ杯(21年からG2に昇格)と比較すると、春クラシックにつながるレースとは言いがたい部分もあって…。(解説:望田潤)
エゾダイモン
グローリーヴェイズやカヌメラビーチの下で、母メジロツボネはJRA4勝(芝1200~1400)。牝祖メジロラモーヌは牝馬三冠馬で、子孫にフィールドルージュやコウソクストレートなどが出る。本馬はリファール4×5のハーツクライ産駒だから、・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo