2022年11月19日(土) 18:00 47
2年間も物足りない善戦止まりだった5歳サリオス(父ハーツクライ)が、この秋の毎日王冠を2020年に続いて制覇した。東京1800mをコースレコードの1分44秒1。包まれて抜け出せないように見えたが、ゴール寸前、不振時とは一変の爆発力だった。
種牡馬ハーツクライの代表産駒は、5歳後半になってGIを3連勝したリスグラシュー。4歳秋から5歳にかけて4連勝(うちGI3勝)したジャスタウェイ。5歳スワーヴリチャードと、5歳シュヴァルグランは、頂点のジャパンCを制した。物足りない伸び悩みの期間を経て、・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。