2022年11月22日(火) 18:01 122
▲同じ園田出身の永島まなみ騎手の活躍について(c)netkeiba.com
先週土曜日の阪神では、毎週調教をつけてきたキャロリンがついにデビュー。11着という結果に終わりましたが、「まだ体ができていない」と小牧騎手。体の成長を待って、再出発となりそうです。ユーザー質問では、同じ園田出身の永島まなみ騎手の話題に。「気にして見ている」という小牧騎手の目に映る、最近のまなみ騎手の上手さとは⁉
(取材・文:不破由妃子)
──キャロリン(11月19日・阪神5R・2歳新馬・芝1200m)の初戦は11着(13番人気)。レースに行っての走りはいかがでしたか?
小牧 もうちょっと前に行けるかと思ってたんやけどねぇ。でも、しっかりついて行けたし、直線も思ったよりバテずに頑張ってた。
──パッタリ止まったとか、競馬を止めたとか、そういう感じではなかったですものね。
小牧 そうやね。手応えがなくなるとか、パッタリ止まるという感じではなかった。ただ、伸びるんかなーと思ったところから、もうひとつ伸びなくて。たぶん、坂があるコースよりも平坦馬場のほうがいいやろうね。おそらく、このあとは一旦放牧です。やっぱり体がね。
──初戦は414キロ。ご飯をしっかり食べられるようにならないと。
小牧 うん。体重もそうやけど、まだ体ができてないね。
──パドックや返し馬の雰囲気はいかがでしたか?
小牧 よかったよ。イレ込まなかったしね。
──前向き過ぎる面を心配されていたので、その点はよかったです。
小牧 あ、返し馬はけっこう引っ掛かったわ・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。