2022年12月02日(金) 18:00 31
今年のチャンピオンズカップ、目分量で予想するならテーオーケインズを中心視するしかないように思える。これまでの実績に加え、前走がJBCクラシック勝ちで、前年の覇者だからコース適性の不安もない。
唯一、JBCクラシック→チャンピオンズカップの連勝がJCダートも含めて1回しかない(2007年ヴァーミリアン)ことだけが気になる。1着でないと許されないレベルの人気になるだろうし、馬券でどう扱うかは考えなくてはならない。2、3着で3連単の配当が伸びる形も意識すべきだろう。
JBCクラシック1着馬が駄目なら2着馬、となるところだが・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。