2022年12月11日(日) 18:00
過去5年を振り返ると、勝ち馬5頭のうちグレナディアガーズ(20年)、サリオス(19年)、ダノンプレミアム(17年)の3頭がデインヒルをもっている。また最近はグレナディアガーズ(20年1着)、アドマイヤマーズ(18年1着)、セリフォス(21年2着)、クリノガウディー(18年2着)と、母系にグロリアスソング=デヴィルズバッグ=エンジェリックソングきょうだいの血をもつ馬もよく絡む。ロードカナロア産駒で馬券に絡んだのはダノンスコーピオン(21年3着)とステルヴィオ(17年2着)だが、ともにヌレイエフ≒サドラーズウェルズ(=フェアリーキング)の3/4同血クロスをもっていた。今年の登録馬ではティニアがデインヒルとグロリアスソング、レイベリングとロードラディウスがデインヒル、スズカダブルとフロムダスクがグロリアスソング、シンリョクカがデヴィルズバッグ、グラニットがエンジェリックソングをもつ。ダノンタッチダウンはヌレサドクロスはもたない。(解説:望田潤)
ウメムスビ
アルフレードやフィリアプーラの甥で、牝祖ラトラヴィアータ(サクラバクシンオーの全妹でJRA5勝)の産駒にリビアーモやアルフォンシーヌが、孫にパルティアーモやマグナレガーロがいる。父ファインニードルはアドマイヤムーン産駒の最優秀短距離馬で2歳が初年度産駒。父を脚長でしなやかにしたような馬で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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