2022年12月21日(水) 18:00 28
いよいよ、2022年の開催もあと3日を残すだけ。今年の当コラムも今回が最終となるので、有馬記念だけではなく、ホープフルSについても触れる内容となっています。
有馬記念はnetkeiba.comの予想オッズでイクイノックス、タイトルホルダーの2頭が単勝2倍台。ファン投票の結果も踏まえると、実際にも美浦所属馬が1番人気ということになりそうですね。昨年の覇者、エフフォーリアは21日6時の時点で4番人気という予想オッズ。ここでは美浦所属馬について触れないので、調教による評価が気になる方は金曜日に更新予定の「重賞捜査網」をご確認ください。出走馬全頭の最終追い切りを1分程度にまとめて解説しています。
ホープフルSもnetkeiba.comの予想オッズを参考にすると、1番人気はガストリックで美浦所属馬。GIに昇格して6年目になりますが、過去5年の勝ち馬はすべて栗東所属馬というレースです。もともとキャリアの浅い馬が多くて難解なGIですが、人気の取り扱いに少々悩むレースになることは間違いないでしょう。
【阪神C/グレナディアガーズ】
今年に入ってからの2戦は高松宮記念12着、プラチナジュビリーS19着。実績のない1200mだったり、海外のレースだったり、惨敗した理由はあるかもしれません。2走前に関しては、CWでの追い切りも坂路での追い切りもしっかりと動けていただけに、調教が敗因ではないかなと思っています。
1週前追い切りが・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ