2023年01月09日(月) 18:00
22、21年につづいて中京芝2200での施行になる日経新春杯。22年はヨーホーレイクとステラヴェローチェ、クラシックロードを湧かせた明け4歳馬による叩き合い。21年はショウリュウイクゾ53キロが7人気1着、ミスマンマミーア52キロが13人気2着と、人気薄の軽ハンデ2頭が大駆けした。この2頭は2400以上に良績があった点も共通。いっぽう長いところに実績がなかったアドマイヤビルゴやダイワキャグニーなどは人気を裏切っている。血統的には、22年はディープインパクトの血を引く馬が1〜3着を占めた点に留意しておきたい。(解説:望田潤)
イクスプロージョン
アプルーヴァルの全弟でジェラシーの甥で、母母グローリアスデイズはフローラS2着。牝祖グレースアドマイヤからはヴィクトリー、リンカーン、アリストテレスなどが出る。エスポワール、オーソリティ、ソーヴァリアントとも配合の輪郭はかなり似ており、重厚なストライドはオーソリティに近いイメージだ。どちらかというと大箱向きの中距離馬だろう。血統的には距離延長はプラスとみたいが、2400で案外良績がないのは気がかり。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ヴェルトライゼンデ
ワールドプレミアやワールドエースの3/4弟で、欧G1を3勝したマンドゥロの甥。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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