2023年03月28日(火) 18:00 34
▲昨年はポタジェが勝利(c)netkeiba.com
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阪神芝内回り2000mは前有利率の高いコース。
昨年の大阪杯は最初のコーナーを5番手以内で通過した馬が1、2着。
近年の大阪杯を振り返っても、2019年以降に連対した8頭のうち7頭が最初のコーナーを5番手以内で通過。そのうち5頭は3番手以内で通過。
最初のコーナーを二桁位置取りで通過した馬が1、2着した2018年は、馬場コンディションが「稍軽い」。過去5年で勝ちタイムも最も速かった。走りやすい馬場コンディションに加えて、前半のペースも緩んだことによって後方に位置した馬の脚が溜まり、速い上がりを出せたことでこの決着となった。
馬場コンディションが重く、レース上がりが遅くなるほど差し馬が力を出せず、先行する馬にとって有利になりやすいレースだ。
今年は既に14日間の開催を消化している連続開催。先週の雨によって馬場も傷んでいる。先週ほどではないものの、今週末も雨の可能性はある。現時点では近4年のレース傾向を重視。先行馬を狙いたい。・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価