【阪神牝馬S予想】ディープが強いレースも孫世代へと移行中 最近はサドラーの血を引く馬が穴に

2023年04月02日(日) 18:00

16年から阪神芝外1600での施行となり、ヴィクトリアマイルの前哨戦の位置づけとなったが、ここを勝ってヴィクトリアも勝った馬はまだ出ていない。ディープインパクト産駒が強いレースだったが、22年は母父ディープのアンドヴァラナウトが2着で、21年も母父ディープのドナウデルタが8人気3着と孫世代に移行中。メイショウミモザ(母母父サドラーズウェルズ、22年9人気1着)、ディメンシオン(母父モンジュー、20年11人気3着)、アマルフィコースト(母父ハイチャパラル、19年12人気2着)と、最近は母系にサドラーズウェルズの血を引く馬がよく穴になっている。(解説:望田潤)

アンドヴァラナウト

ゴルトベルクやヴァナヘイムの全妹で、母グルヴェイグはマーメイドS勝ち馬。母母エアグルーヴは名牝名繁殖でルーラーシップの母でドゥラメンテの母母でジュンライトボルトの3代母。本馬は父キンカメ×母父ディープ×母母エアグルーヴなので、父キンカメ×母父サンデー×母母エアグルーヴのドゥラメンテと・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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