【桜花賞予想】今年は外有利になる可能性もある桜花賞

2023年04月04日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はスターズオンアースが勝利(c)netkeiba.com

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として大阪杯で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 2021年以降、阪神開催は京都競馬場改修の影響によりイレギュラーな開催スケジュール。桜花賞も2回開催の6日目にBコースで行われるのは同じだが、3年連続で連続開催の実質18日目。Bコース替わりの初週に行われることとなる。

 近2年の桜花賞は結果として内を通る馬、先行に有利な状況。3着内に好走した6頭のうち5頭が4枠より内。そのうち3頭が最初のコーナー4番手以内で通過していた。

 しかし、今年の阪神芝は連続開催の後半ながら、路盤の状態は依然として良好。雨の影響もうけなかった先週は軽めの馬場コンディション。

 外回りは4レース行われ、上がり1位を出した馬が全て1着。3着内に好走した馬は全て上がり4位以内。また、3着内に好走した12頭のうち11頭が5枠より外。そのうち9頭が7枠より外。

 末脚の要求度が非常に高く、位置取りは全く問われない。道中からスムーズに運べる外枠も有利な状況。近2年とは前週時点での馬場状況が全く異なっている。

 先週まではAコースを使用。今週からはBコース替わりとなるものの、今年の阪神開催が始める前にAコース内ラチ沿いの芝のみが張り替えられており、状態の良かった部分がカバーされるため、Aコース時よりもさらに内を通るアドバンテージは薄れる可能性はある。引き続き、末脚が発揮されやすい馬場で上り上位馬。上りを出しやすい外枠有利のレースになることも想定される。

 とはいえ、Bコースに替わる今週で近2年のような内有利な状況へ変化する可能性もある。直前の馬場状況はしっかりとチェックしたい。

 現時点では先週のような馬場コンディション、状況になることを想定。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

関連情報

新着コラム

コラムを探す