2023年04月08日(土) 12:00 35
“春のドゥラメンテ祭り”第一弾、大阪杯はスターズオンアースが「儲かる軸馬」になったものの差し届かずの2着。そして、第二弾の桜花賞には2歳女王リバティアイランドが登場します。単勝オッズは1倍台になりそうですが、素直に信頼してもいいのでしょうか? 馬券妙味の観点から取捨を考えていきたいと思います。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
編集K3(以下、K3) 大阪杯はスターズオンアースが「儲かる軸馬」になりましたが、勝つことはできませんでした。
卍 あそこからよく2着まで来ましたよね。
K3 末脚が武器なので、前が止まらないとどうしてもああなっちゃいますよね。
卍 阪神内回りが不安視されましたけど、ドゥラメンテ産駒はむしろ得意だというデータもありました。崩れなかったのはさすがでしたね。
K3 宝塚記念でまた不安視されるならと思ったんですけど、どうやらヴィクトリアマイルに向かうようですね。
卍 ドゥラメンテ産駒は短距離(1600m以下)の妙味度が低いので、ヴィクトリアマイルはそこがどう出るかですね。
K3 まさに、今週ドゥラメンテ産駒が1600mで人気になるんですけどね(笑)。
卍 実際に、リバティアイランド単体では儲かるオッズにならなそうじゃないですか。総合妙味度が低ければ消していいと思います。
K3 “春のドゥラメンテ祭り”第二弾になるかどうかはわかりませんが、一応、ドゥラメンテの妙味度をおさらいしておきましょう。
卍 はい。電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑2023』のドゥラメンテのページはこのようになっています。
<特徴>
・芝は狙えるが、ダートは妙味なし
・距離が延びたほうが良い
・最も得意なのは小倉
・新馬戦、2歳戦で過小評価傾向
K3 リバティアイランドの桜花賞は微妙なところじゃないですか。騎手と厩舎の妙味度でカバーできているかどうかが鍵ですね。
卍 では、予想1~5番人気の総合妙味度を見ていきましょう。・・・
卍
2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。