2023年04月09日(日) 18:00
18年から4月に移行し馬齢戦となった阪神外マイルの3歳重賞。22年1人気1着ダノンスコーピオン、同4人気3着キングエルメス、21年10人気2着リッケンバッカー、19年12人気1着イベリスと、ここ4年はロードカナロア産駒が必ず馬券に絡み穴にもなっている(20年は出走なし)。また22年はルーラーシップ産駒タイセイディバインが2着、21年はキングカメハメハ産駒ホウオウアマゾンが1着で、近2年はキングカメハメハ系も上位を独占している。取り上げた5頭ではナヴォーナがロードカナロア産駒。(解説:望田潤)
スカイロケット
カナテープの半弟で、ヴィンテージS(英G2・芝7F)ウォーディクリー、サンズポイントS(米G2・芝9F)のスキムスの甥。母ティッカーテープはQエリザベス二世チャレンジカップS(米G1・芝9F)勝ち馬。父ジャスタウェイはハーツクライの代表産駒でダノンザキッド、マスターフェンサー、テオレーマなどの父。母父ロイヤルアプローズはカルティエ賞最優秀スプリンターで、この影響も強く芝1400で連勝してきた。マイルも守備範囲ではあるだろう。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
タガノシャーンス
タガノジンガロ、タガノロックオン、タガノクリスエスの甥で、母タガノジョイナーはJRA3勝(ダ1400〜1800)。アルゼンチンの名馬ヤタストと同牝系で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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