【マイラーズC予想】新装京都の初っ端重賞 ひとまずサーゲイロードの前輪駆動で

2023年04月16日(日) 18:00

新装京都の初っ端の重賞。傾向と対策的に書くのがなかなか難しいが、改装前の京都芝外マイルの重賞といえば、ダノンプレミアム、サングレーザー、レッドベルジュール、サウンドキアラ、サンクテュエールなどなど、サーアイヴァー〜サーゲイロードの血をクロスするディープインパクト産駒が強かった。サーゲイロードはナスキロ血脈最柔で、京都外回りに向いたしなやか前輪駆動ストライドを伝える血だ。取り上げた5頭では、ジャスティンスカイがブラックタイドを通じてサーゲイロード≒セクレタリアトの3/4同血クロスをもつ。(解説:望田潤)

エアロロノア

エアスピネルやエアウィンザーの甥で、エアシャカール、エアシェイディ、ベラジオオペラなども近親。母エアワンピースはJRA4勝。母母エアメサイアは秋華賞馬で3代母エアデジャヴーはオークス2着。母父ロックオブジブラルタルはデインヒル産駒の欧州マイル王で、ミッキーアイルやジェネラーレウーノやカテドラルなどの母父。大箱マイルには良績があるが、母父の影響も強くてわりとパワータイプだから、阪神や中京など急坂コースがベターかも。

距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ガイアフォース

ルイドフィーネの甥で、母ナターレは戸塚記念やしらさぎ賞など南関東7勝。アグネスゴールド、フサイチゼノン、リミットレスビッドなども同牝系。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックスなどを出して成功。母母父ダンスインザダークだから重々しい印象もあるが、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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