2023年05月30日(火) 12:00 43
先週のダービーは見た目こそパクスオトマニカの大逃げだったもののラップとしてはスローで、2番手以下については超がつきそうなスロー。ある程度の位置にいないと勝負権がないという競馬になった。差し傾向の強い近年のダービーにしては珍しい形だったかと思う。
このように展開というのはフタを開けてみないと分からないものだが、・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。