2023年06月11日(日) 18:00
阪神芝内2000で行われる牝馬限定のハンデ戦。過去5年の平均馬連配当は11204円で荒れる荒れる。18〜21年は人気薄の軽ハンデ馬の勝利がつづいたが、22年は54〜55キロが上位を占めた。ウインマイティー(父ゴールドシップ)10人気1着、サラス(父オルフェーヴル)7人気1着、ワンブレスアウェイ(父ステイゴールド)9人気2着と、最近はステイゴールド系が波乱の立役者に。また21年はシャムロックヒル(10人気1着)とクラヴェル(5人気2着)、サドラーズウェルズの血を引く馬のワンツー。牝馬限定の重賞だが、スタミナも要求されるレースという認識で。(解説:望田潤)
ウインマイティー
母アオバコリンはTCK女王盃3着、マリーンC3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなど。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でユーバーレーベンやウインキートスなど牝駒がよく走る。母父がアリダー系カコイーシーズだから、ステイゴールド×カコイーシーズのナカヤマナイトと似た配合の捲り血統で、戦績どおり外回りよりも内回りがベター。阪神内2000は22年マーメイドSと21年忘れな草賞に勝ち2戦2勝。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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