2023年06月13日(火) 18:00 0
エプソムCを制したジャスティンカフェ(撮影:小金井邦祥)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、重賞未勝利馬の活躍目立つエプソムCです。そして今年も1番人気のジャスティンカフェが初戴冠を遂げた一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“名古屋の的中モンスター”米田幸憲氏です。
本命に推したのは1番人気優勝のジャスティンカフェでした。これまで重賞で2着2回、4着2回と勝ちきれないレースがつづいている馬でしたが、「内で詰まってしまったマイルCSの内容を筆頭に重賞でも優に通用するパフォーマンスを見せている」と強く推します。さらに、「昨年も不利がありながら4着まで差を詰めた条件は悪くなく、単純な能力比較で他馬を1~2歩リードしている」と勝利を予見したのです。
一方、対抗には7番人気2着のルージュエヴァイユを、「一変してもおかしくない能力を秘めている」と指名。◎○の馬連25.1倍を2,000円、馬単40.3倍を1,000円購入したのにくわえ、3連複48.3倍、3連単226.8倍を重ねて的中させ、16万円超のリターンに成功しました。「馬券の種類が多様化した現在、勝敗のカギを握るのは買い目の構築方法」と語る米田氏の巧みな買い目構築にも注目です。
予想結果はこちら。もうひとりは、“効率馬券術”の小栗紀明氏です。
こちらは、7番人気のルージュエヴァイユを本命に抜擢しました。前2走とも二桁着順に大敗していましたが、「2走前は重馬場の前残り決着を後方からの競馬。前走は直線で進路が開かず、ほとんど追わないまま」といずれも度外視可能とジャッジ。オークス6着などが評価されていた実力を振り返り、「一気に人気が落ちる今回は絶好の狙い目となる」と“効率”を追いました。
さらに対抗にはジャスティンカフェ、4番人気3着のマテンロウスカイを3番手評価に据えると、馬券は○→◎→▲で的中。馬連25.1倍にくわえ、ワイド14.1倍を3,000円、7.9倍を4,000円と厚く購入させ、11万円超の払戻金獲得となりました。
予想結果はこちら。