2023年07月23日(日) 18:00
過去5年でみると、牡[1-2-2-29]、牝[4-3-3-43]で相変わらず牝馬優勢。ここ3年もビリーバー、オールアットワンス、ジョーカナチャンと全て牝馬が勝っている。血統的にはシーキングザゴールドの血が強いレースで、過去5年の連対馬延べ8頭のうち、ビリーバー(22年7人気1着)、オールアットワンス(21年1人気1着)、ライオンボス(21年2人気2着、20年1人気2着、19年1人気1着)、ラブカンプー(18年2人気2着)の4頭がシーキングザゴールドの血を引いている。ただし取り上げた3頭にこの血を引く馬はいない。(解説:望田潤)
ジャングロ
ウッディスティーヴンスS(米G2・ダ7F)勝ちトムズレディの全弟で、近親にレニャーノ賞(伊G2・芝2000m)のヴェールラケースなど。父モアザンレディはヘイロー系のスピード型で両半球で成功、日本ではカフェファラオやナックビーナスの母父として知られる。土台の確りした牝系にスピードが重ねられた配合で、ヘイロー系らしい俊敏さしなやかさが光る。ムキムキのスプリンターという雰囲気ではないが、ここでスピードにまかせてどれだけやれるか。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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