2023年08月25日(金) 12:00
先週の札幌記念は、サッパリ記念でした。
関西テレビ「うまんchu」の中で挙げた4頭が、まったく馬券にかからず…。
しかも買い目においては、ジャックドール&ダノンベルーガの1点と絞ったことに加え、当日の馬場状態がかなり荒れていたこともあり、付け加えたのがヒシイグアス。
酷すぎる馬券結果でした。
この夏、馬券も予想もソコソコ調子がよかっただけに、1点買いは調子にのりすぎた感も…。番組でご一緒する井崎先生にも、
「ホソエちゃん、絞っちゃダメだよ。ホソエちゃんは、既にトリガミ子という素晴らしいネーミングがあるのだから」と。
ということで、今週は慎重な買い目にしようと思いますが、その前に先週の分析を。
今の札幌、追いきり映像を見ても馬場が相当、重いようにも。
それに加え、雨の影響もあり、レース当日もかなりタフな馬場となった印象。それゆえ札幌記念までは外差し傾向にも見受けられましたが、メインにおいては内から真ん中を通った馬での決着でしたし、終わってみれば馬体的に詰まった体型のパワフルタイプだったようにも…。そしてジャックドールにおいては、最初のコーナーの入り口までにおいての外からの圧に少しリキム感じもありましたが、それにしても? の結果。
振り返ると、先週の札幌記念は追いきりで、ある程度ハミをとっていく走りをしていた馬が好結果だったようにも…。逆を言えば、ジャックドールは柔らかみもあり好印象に思えたものの、ラストの雰囲気が少しフワリとしていたようにも…。
もちろんそれが今回の結果と関係しているかは分かりませんが、力のいる馬場の際には、返し馬においても、ジョッキーが促してよりもハミをとっていくタイプの方が良き印象。
よって今週のキーンランドCにおいては、その点を重視しようと思います。
ということで、追いきりでのハミ受けに注目をして魅了されるのがトウシンマカオ。
もともと力のある馬に加え、近走においては斤量や前半のポジション、枠が影響しての着順のようにも…。
今回は57kgですし、チャンスありと見ます。
あとはナムラクレア。この馬はスガルイ走りのイメージですが不良馬場となった高松宮記念でも追い込んでの2着と馬場をこなしていますし、根性もあるタイプ。
そして折り合い面からも1200mが良いと思われるゾンニッヒと、パワータイプで追いきりでもガンガンとハミをとっていたシュバルツカイザー。最後にGI馬ナランフレグまで。この5頭で考えています。
それでは皆さん、日曜日午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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