2023年09月12日(火) 18:00 20
▲昨年はアートハウスが優勝(c)netkeiba.com
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開幕週だった先週、阪神芝は降雨の影響なく、路盤の状態も絶好。走りやすく、軽い馬場コンディションになっていた。
外回りは5レース行われ、上がり1位を出した馬が全てのレースで3着内に好走。3着内に好走した15頭のうち10頭が上がり2位以内。先行した馬が圧倒的に恵まれやすい新馬戦が2レース含まれているにもかかわらず、これだけ上り上位馬が走りやすいのは、今の阪神芝外回りでは末脚の要求度が非常に高いからだ。
セントウルステークスでは14番人気のテイエムスパーダが逃げ切って大波乱になったように、内回りの短距離では先行馬が恵まれるケースも見られたが、阪神芝は特に内回りと外回りでは全く異なる傾向を示すことが多い。外回りは末脚を重視するべきだ。
ローズステークスは外回りの阪神芝1800m。同コースでの施行は2019年以来となる。
2019年のローズステークスはレコードタイムで決着。勝ち馬が上がり1位。2着馬が上がり3位タイ。3着馬、4着馬が上がり2位だったように、直線での伸びが重要な状況。
トラックバイアスは「外有利・ 」と判定したように、内を通るアドバンテージがなかったために外枠が恵まれていた。2-4着馬は6枠より外だった。今年も当時に近い馬場コンディション、状況が想定される。
末脚のしっかりしたタイプ、そのなかでも外枠から狙いたい。・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価