【スプリンターズS・シリウスS予想】いよいよ秋のGI開幕戦! 東西重賞の出走有力各馬の調教内容をジャッジ

2023年09月27日(水) 18:00

本命的中の昨年重視した最終追い切り内容を今年も

 いよいよ今週から秋のGIがスタート。その開幕戦がスプリンターズS。昨年は8番人気のジャンダルムに◎を打つことができて、現地ではありませんでしたが、アドレナリンが出まくって興奮したことを覚えていますね(笑)

 今年は10月1日に中山競馬場で競馬教室のお仕事があり、レースも現地で観戦できます。スプリンターズSってなかなか現地観戦できなかったので、すごく楽しみなんですが、レース後にはバックヤードツアーも担当。そこでのテンションを上げるためにも、的中必須ですね。現時点(26日)では、昨年重視した最終追い切りの内容を今年も重視するつもり。そのあたりはしっかりとウマい馬券に記載させていただきます。

【シリウスS/ハギノアレグリアス】

 帝王賞は4着に終わりましたが、同じ交流競走である名古屋大賞典と調教内容自体は大きく変わっていません。ということは、現状はダートGIでの力としてはこのくらいだと考えた方がよいでしょう。しかし、今回はGIIIでハンデ戦。58.5キロは重賞勝ちを思えば仕方ないところ。ここでは力上位と判断してよいはずです。

 追い切り内容としては、少しレース間隔があいたことを考えると物足りなさはあります。平安Sの1週前追い切りは坂路で4F51.7秒をマーク。これは自己ベストタイの時計ですから、状態はすこぶる良かったということ。今回は4F53.0秒ですから、時計的な違いから状態の違いを判断すると、やはり今回は当時の8割程度ではないかと思います。

調教Gメン研究所

シリウスSに向け追い切られたハギノアレグリアス(9月26日撮影)

【シリウスS/ヴァンヤール】

 OP入りしてから勝利はないものの、競走中止を除けば、最低着順が6着。近走に関してはずっと・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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