【サウジアラビアRC予想】A級マイラーがいれば素直に◎ 東京マイルだが後方一気は届かない

2023年10月01日(日) 18:00

 22年の勝ち馬ドルチェモア、19年サリオス、17年ダノンプレミアムはここをステップに朝日杯FSも制覇。また18年グランアレグリアは桜花賞を勝ってマイル女王の座に君臨しつづけた。先々マイルGIを狙えそうなA級マイラーがいれば素直に◎でいいだろう。良馬場で行われたときの連対馬の4角順位は平均3.1で、東京のマイル戦だが後ろからではなかなか届かない。昨年もグラニットが大逃げを打ってそのまま残った(7人気2着)。昨年のノッキングポイント(1人気4着)のように、超スローの新馬戦を勝ってきた馬は追走力を考慮する必要がある。(解説:望田潤)

ウインアクトゥール

 ナリタハリケーンの甥でサトノロイヤルのイトコ。母母シュペリユールはJRA5勝、その母ファビラスラフインは秋華賞馬でギュスターヴクライの母。母父チチカステナンゴはリュパン賞(仏G1・芝2100m)に勝ったグレイソヴリン系。父ゴールドアクターは有馬記念に勝ったスクリーンヒーロー産駒でゴールドバランサーやマオノアラシなどの父。母父のしなやかさも感じさせる走りだが、中距離×中距離×中距離の中距離馬だからマイルで弾ける脚はなさそうな。

距離○ スピード○ 底力○ コース○

ゴンバデカーブース

 アクションスター、ヴェネト、レインフロムヘヴンの甥で、ワールドバローズのイトコ。・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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