2023年10月29日(日) 18:00
20〜22年は阪神内1400で行われたファンタジーSだが、今年は4年ぶりに京都外1400での施行。京都外1400で行われた直近3年間の結果をみると、ダノンファンタジーなどディープインパクト産駒が[1-1-0-1]、ベルーガなどキンシャサノキセキ産駒が[1-0-1-1]と、リファールの血を引く馬の好走が目立つ。レシステンシアなどダイワメジャー産駒も[1-1-1-3]と健闘。2歳にはディープインパクト直仔はもういないが、そろそろディープの孫(父リアルスティール)のドナベティが勝つ頃かもしれない。(解説:望田潤)
クイックバイオ
パイオニアバイオやビッククインバイオの半妹で、レインボーラインやホーマンフリップの姪で、母アニメイトバイオはローズS勝ち馬。父ブリックスアンドモルタルはBCターフなどに勝った北米年度代表馬で、初年度からゴンバデカーブースやイーグルノワールなどを輩出。細身でしなやかな体質で、この父母だから芝1800あたりの馬に見えるが、阪神内1400と札幌1500を能力の違いで連勝してきた。ブリックスアンドモルタル産駒だからここも好位で揉まれず運びたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
セントメモリーズ
母ネオフレグランスはJRA3勝(芝1200〜1400)。牝祖ダイナチャイナはギャロップダイナの全妹で産駒にアグネスカミカゼ、孫にアーネストリーがいる。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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