2023年10月30日(月) 18:00 8
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにアルゼンチン共和国杯出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ハーツイストワール
美浦・国枝栄 牡7
▲10月25日撮影(c)netkeiba.com
昨年のジャパンC以来、坂路オンリーの調整過程。本来は長距離馬らしい切れ長の馬体をしていてシャープさを感じさせるタイプだが、皮膚が厚ぼったく腹まわりはかなりボッテリとしている。いかにも休み明けといった雰囲気で、昨秋とは別馬のような撮影姿だ。得意の東京の長丁場戦、昨年2着の1戦だが割引は必要だろう。
ゼッフィーロ
栗東・池江泰寿 牡4
▲10月25日撮影(c)netkeiba.com
芝のマイルで新馬勝ちを決めたが距離を延ばしてさらに進化。重厚さのあるディープインパクト産駒でタフなスタミナ勝負を得意とする。筋肉質で厚みのある胴体はハリ感が抜群。無駄なところは見られず仕上がりも万全だ。脚長でも回転力があってかき込む走法から道悪も苦にしない傾向。オールカマーはスムーズさを欠いての3着だったので、モレイラ騎手の手腕で前走以上へ。
ディアスティマ
栗東・高野友和 牡6
▲10月25日撮影(c)netkeiba.com
立派な腹袋に深さのある胸。背中からお尻の水平なラインで短めの胴体。・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。