2023年11月05日(日) 18:00 12
福島芝2000で行われるハンデ戦。17~19年はウインブライト、スティッフェリオ、クレッシェンドラヴとステイゴールド産駒が3連勝。20年はオルフェーヴル産駒バイオスパークが勝利。そして21年はオルフェーヴル産駒ヒュミドールが6人気2着で、19年はステイゴールド産駒ステイフーリッシュが6人気2着だった。とにかくステゴ系が強いレースで穴にもなるが、22年はステゴの血を引く馬がゴールドスミス1頭しか出走しておらず4人気7着に終わっている。取り上げた4頭でステゴの血を引くのは父ゴールドシップのウインピクシス。(解説:望田潤)
ウインピクシス
ウインザナドゥの下で、母コスモアクセスはJRA4勝(芝1200)。母はコスモスカイラインはJRA3勝(芝1200)。牝祖タシュからはCCAオークスのクウェスティングなどが出る。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でウインキートスやウインマイティーなど牝駒が走る。ゴールドシップ×ロージズインメイはユーバーレーベンと同じで高確率で走っている配合。母も母母もスプリンターだから小回りの先行力機動力に富み、ここもクイーンSのように立ち回る。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
カレンルシェルブル
アカンサスの甥で、母カレンケカリーナはJRA5勝(芝1600~2000)。近親にアーリントンメイトロンH(米G3・ダ9F)勝ちユーフォニーなど。・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo