【武蔵野S予想】東京マイルでシアトルスルーの血が躍動 ギルデッドミラーなど芝実績ある馬が好走

2023年11月05日(日) 18:00

 チャンピオンズCをにらんで東京マイルで行われる別定戦。昨年はギルデッドミラー(母父ティズナウ)とレモンポップ(父レモンドロップキッド)、シアトルスルーの血を引く馬のワンツーだった。ダートをストライドで走る東京マイル向きの血といえる。19年9人気1着ワンダーリーデル(父スタチューオブリバティ)や18年7人気2着クインズサターン(父パイロ)もシアトルスルーの血を引いていた。また最近は、ギルデッドミラー、エアスピネル、タイムフライヤー、バスラットレオンと、若い頃は芝で活躍していた馬の活躍も目立つ(解説:望田潤)

タイセイサムソン

 ラインガルーダやショーヒデキラの半弟で、母マイユクールはJRA3勝(全てダ1400)。牝祖ハローキティーからはキングズソードやキングズガード兄弟が出る。父メイショウサムソンは日本ダービー、皐月賞、天皇賞(春)、天皇賞(秋)に勝ちデンコウアンジュやフロンテアクイーンなどを輩出。母父は凱旋門賞馬バゴだから重厚な中距離血統だが、前向きな気性でマイルをうなりながら先行する。エルムSは簡単に捲りつぶされてしまったが、好時計圧勝の東京マイルで見直し。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ドライスタウト

 母マストバイアイテムはJRA3勝(ダ1000〜1200)。繁殖としても優秀で、JRAに出走した産駒4頭はサンライムズレイム、ヨハン、ノーリスと全てオープン〜上級に出世している。・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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