2023年12月10日(日) 18:00
22年は父スクリーンヒーローのウインシャーロットが2着。21年と20年は母父ダイナフォーマーのアンドラステが2着。19年は母父シンボリクリスエスのエスポワールが2着。18年と17年は母父シンボリクリスエスのミスパンテールが連覇。重賞に格上げされてから6年連続で母父ロベルト系が連対をつづけている。中山の芝重賞らしい傾向といえるが、オープン特別時代も16年マジックタイム(母父ブライアンズタイム)、15年シングウィズジョイ(母父シンボリクリスエス)と、母父ロベルト系が勝っている。取り上げた5頭でロベルトをもつのはソーダズリング(母父シンボリクリスエス)。(解説:望田潤)
コナコースト
カイルアコナの下で、ロシュフォールやテオドールの姪で、母コナブリュワーズはJRA4勝(芝1200〜1400)。母母アンブロワーズは阪神JF2着。牝祖バレークイーンの子孫にはフサイチコンコルドやリンカーンなど活躍馬多数。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックスやソールオリエンスなどを出し成功。桜花賞は前後半46秒-46秒ぐらいの絶妙な先行で2着に残ったが、走りも気性も母譲りのマイラー資質が強い。中山マイルはピッタリで重賞初Vを狙う。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎
サーマルウインド
アサヒの甥でルフトシュトロームやグランアルマダやアロハリリーのイトコ。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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