【京都記念予想】4年ぶりに京都外2200での施行 荒れ馬場で持続型パワー型が浮上

2024年02月04日(日) 18:00

阪神内2200で行われた昨年の京都記念は、ドウデュースがトップハンデ58キロもものかは、異次元の捲り一閃で圧勝。今年は4年ぶりに京都外2200で行われる。近5年では良3回、重1回、稍重1回と、時期的に渋化馬場になりやすい。今の京都芝コースは荒れてきているだけに、渋るようならかなりタフな馬場になるだろう。ダンビュライトやクリンチャーのような、瞬発力は並でも持続力やパワーに富む馬にチャンス到来といえる。トップハンデ馬は近5年[1-0-1-6]で、勝ったのは前出ドウデュースだけ。(解説:望田潤)

プラダリア

 ラディウスの甥。牝祖リトルオードリーは現フィリーズレビュー勝ち馬で、子孫にノーヴァレンダ、ブランシェクール、ボンセルヴィーソなどが出る。ディープインパクト×クロフネはレイパパレなどと同じで高い勝ち馬率(78%)。ディープインパクト×グルームダンサーもスマートレイアーなど勝ち馬率85%の有力ニックスだ。京都大賞典も宝塚記念も荒れたインをしぶとく差してきており、脚元を見てもいかにも道悪が巧そう。今の京都の荒れ馬場はプラスだろう。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

ベラジオオペラ

 エアアンセムやサトノヘリオスの甥。牝祖エアデジャヴーはオークス2着で、エアメサイアやエアシェイディの母でエアスピネルやエアウィンザーの母母。父ロードカナロアは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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