鎖骨の手術でイタリアに帰国するも、結果は「見送り」 母国の名医はなぜその判断を?

2024年02月06日(火) 18:02

ミルコレビュー

▲手術のために一時帰国するもまさかの見送りに。その訳とは…(撮影:桂伸也)

年始の3日間開催を終え、鎖骨の手術を受けるためイタリアに一時帰国していたミルコ騎手。ところが検査の結果、手術は見送ることに。

「サッカー選手を全員診ているくらい世界的に有名な先生」というイタリアの名医は、なぜ見送りの決断を下したのでしょうか。「あなたの身体は今、全体的にはすごくいい状態だけど…」と、告げられた言葉にミルコ騎手も思わずたじたじ!?

(取材・構成=森カオル)

検査だけで2カ月待ちの人気の病院「待った甲斐がありました」

──1月末に帰国して、予定通り先週から競馬に復帰。結局、手術はしないことになったそうですね。

ミルコ そうなの。レントゲンとかMRIとかいろいろ検査をして、前に手術をしてくれた先生に診てもらったんだけど、「手術は必要ないです」って言われて。

──ということは、鎖骨はグルグルしたまま?

ミルコ そう、グルグルしたまま(笑)。左右の肩のバランスが悪くなっている話もしたんだけど、「あなた、子供をずっと右腕で抱っこしているから、ちょっと姿勢が悪くなってる」って。巻き肩、っていうの? 右肩がちょっと前に出てるって言われた。で、「あなた、最近運動してないでしょ? 筋肉が少ない」だって!

──えー! ミルコさん、めっちゃトレーニングしているのに…。

ミルコ めっちゃやってる! でも足りないって。日本で病院に行ったときは、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

質問募集

このコラムでは、ユーザーからの質問を募集しております。
あなたからコラムニストへの「ぜひ聞きたい!」という質問をお待ちしております。

ミルコ・デムーロ

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

関連情報

新着コラム

コラムを探す