【オーシャンS予想】中山芝1200でダンジグ&ロベルトのパワー ダークエンジェル産駒も得意コース

2024年02月25日(日) 18:00

過去5年の1〜3着馬延べ13頭のうち、ジャンダルム、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、ナックビーナス、ディヴィナシオン、エイシンスポッター、ダイメイフジがダンジグの血を、ジャンダルム、ダノンスマッシュ、ナランフレグ、カレンモエがロベルトの血を引く。中山芝1200らしい傾向といえる。あとシュバルツカイザーの父ダークエンジェルの産駒は、中山芝1200に5頭が出走し[2-2-0-3]、単回値241、複回値435。シュバルツカイザーがカーバンクルSと船橋Sで穴をあけているし、昨秋のスプリンターズSではマッドクールが6人気2着。(解説:望田潤)

キミワクイーン

 ショウナンタイガの姪で、母チェリーペトルズはJRA2勝(ともに芝1200)。近親にニシノデンジャラスやニーマルオトメなどがいる。ロードカナロア×ダイワメジャーはロードアクア、イルクオーレ、シトラスノートなどと同じ。母はノーザンテースト3×4で自身はストームキャット3×5。古馬になってパワーアップ顕著で、函館スプリントSで重賞初制覇、後方から差し切るケイバで新境地を開いた。北米パワーが強く中山には良績。時計や上がりはかかったほうがいい。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

シュバルツカイザー

 愛オークス2着ジャックネイラーの半弟で、ワンデスタ(北米芝牝馬チャンピオン)やルージュスティリアなども近親。母父ナシュワンはキングジョージVI世&クイーンエリザベスダイヤモンドSなどに勝った名馬でバゴの父。父ダークエンジェルは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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