2024年04月14日(日) 18:00
昨年のマイラーズCの導入文で「改装前の京都芝外マイルの重賞といえば、ダノンプレミアム、サングレーザー、レッドベルジュール、サウンドキアラ、サンクテュエールなどなど、サーアイヴァー〜サーゲイロードの血をクロスするディープインパクト産駒が強かった。サーゲイロードはナスキロ血脈最柔で、京都外回りに向いたしなやか前輪駆動ストライドを伝える血だ」と書いたが、勝ったのはサーゲイロード≒セクレタリアト6・6・7×6のシュネルマイスターだった。やはりサーゲイロードこそが、京都外マイルを下って鋭く差せる最有力の血なのだ。(解説:望田潤)
セリフォス
フォルテデイマルミの半弟で、母シーフロントはベルトランデュブルイユ賞(仏G3・芝1600m)3着。近親にパシフィッククラシックS(米G1・ダ10F)のゴービトゥウィーン。母父ルアーヴルは仏ダービー馬でデゼルの母父。母方の血脈構成がアドマイヤマーズと似ていて、ダイワメジャー産駒にしては走りに重厚感がある。母父がブラッシンググルーム系なので折り合いがつけば脚質は自在だが、香港マイルもマイルCSも行きたがって終い伸びきれず。ここは行くのか追い込むのか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
ソウルラッシュ
ディオの3/4兄で、ヒラボクディープの甥で、ヘネシー、エディターズノート、カフェブリッツなども同牝系。ルーラーシップ×マンハッタンカフェ×ストームキャットまでアディラートと同じで、ストームキャットのマイラーっぽさが強いところも似ている。マイルに転じてからは[5-2-1-4]で着外はいずれもG1。今でもマイラーというよりは1800型に見えるのだが、昨年のマイラーズCも1分31秒6で走破し僅差3着だから、今年も上位争いは間違いないところ。
トゥードジボン
トリプルベンドH(米G1・ダ7F)3着トロピックストームの甥で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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