2024年04月15日(月) 18:00 12
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにマイラーズカップ出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
エエヤン
美浦・伊藤大士 牡4
▲4月10日撮影(c)netkeiba
大逃げのダービー卿CTは2着だったが、ラップは平均的で流れに恵まれた印象。今回は中2週で関西への遠征競馬。撮影時点では攻めはしておらずトモの臀部(でんぶ)は凹んでいるが、あばらをうっすらと見せて筋肉の皮膚感は上々。週末と当週に負荷をかけてトモが膨らんでくれば、前走の状態にはなりそうだ。脚元と体つきから今の京都は合うが、広いコース形態は微妙だ。
ソーヴァリアント
美浦・大竹正博 牡6
▲4月11日撮影(c)netkeiba
1週前追い切りでは鞍上の重心で手前を替えるなど課題は残したが、元来がワンペース型で器用さを欠く。短めで太いクビ差しにたくましい前腕は目につき、背中は短く後肢は流しているがトモの丸みは及第点だ。あばらをうっすらと見せているが、まだいい時に比べるとシャープさが足りないのは前走の大幅増が影響。ケイコの負荷と関西での輸送で絞れて欲しい。
エアロロノア
栗東・笹田和秀 セ7
▲○月○日撮影(c)netkeiba
去勢手術があり昨年のエプソムC以来の実戦となるが、・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。