2024年05月04日(土) 18:00 54
今年のNHKマイルCは、18頭のうち重賞連対馬が「15頭」も含まれるレベルの高い一戦となった。東京1600mの厳しいレースが展開されると、マイル戦にとどまらない総合力を兼備したスピード型が有利に働くとされる。
それを裏付けるように過去28回の勝ち馬のうち、20頭(2着馬は15頭)が距離1800m以上を経験し、かつ、大半はそれなりの成績を残した馬だった。
ところが今年、1800m以上で快走した馬は非常に少ない。絞れば、内から[ノーブルロジャー、ウォーターリヒト、シュトラウス、ジャンタルマンタル]くらいだ。
この中に主軸となる馬がいる可能性が高い。もちろん、・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。