2024年05月22日(水) 18:00 27
さあ、いよいよ日本ダービー。今年は現地観戦が叶わず、別の場所から日本ダービーを観ることになりますが、日本ダービーに関連したお仕事をさせていただいているのは有難いこと。昨年の2歳新馬から丸一年の集大成がここにあるといったレースですから、自分にとっては一番好きなレースであることは変わりないですね。
好きなレースだからこそ、的中させたいという気持ちはありますが、これこそ「運」の領域なのかなと思っています。現地観戦したキズナやワグネリアンはもちろん、モニター越しだったシャフリヤールやドウデュースはみんな、振り返ってみると「よくぞ勝ってくれたよなあ」という魂のこもったレースだったような気がします。そういった意味では後悔しない馬に本命を打って、あとはその陣営に託す。そして、レース当日を迎えることができれば、と思います。
【葵S/エトヴプレ】
前走桜花賞は初めてのマイル。それでも5着と掲示板を確保する走りができたのは、基本的な能力値が3歳牝馬の中で高いからだと思います。今回は牡馬混合になりますが、距離は1200m。前走の疲れさえなければ、ここであっさりと結果を出す可能性が高いと思います。
1週前追い切りが坂路で4F52.8秒。3歳未勝利を追走して先着していますが、・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ