2024年06月04日(火) 12:00 32
エプソムCというと毎年「4歳馬を狙え」の話ばかり書いているので、今年は別ネタを書く。
重賞には前残りがききやすいレースとそうでないレースがあるが、エプソムCは後者、差しがよく届いているレースだ。
最終的に上がり3位以内をマークした馬は過去10年で[6-5-4-19]で複勝率44.1%。回収率も単92%・複108%と高い。2020年や2017年のように、上がり1-3位がすべて無駄弾になる(後方から上がり上位をマークしたのに馬券内に届かない)こともたまにあるが、基本的には「上がり上位になりそうな馬」を考えて、ヒモには先行タイプ(通常は上がり上位にはならない)も入れていくという構えがよい。
ただ問題は、・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。