「“これが最後”が増えていくなぁ」第三のジョッキー人生への準備中...あの番組に出演が決定!

2024年06月04日(火) 18:01

太論

▲ジャングルポケットの斉藤慎二さん&福原直英アナウンサーと3ショット!(提供:小牧太騎手)

先週土曜日の9Rに出走したグレアミラージュは15着。残念ながら、ここ2走のような伸びは見られませんでしたが、昨年の4月から長いお休みを挟むことなく走り続けてきたわけですから、なんともタフな馬です。

今後は休養に入るとのことで、おそらく小牧騎手とのコンビは先週が最後(二次試験に受かれば…ですが)。小牧騎手も「これからは“これが最後”が増えていくなぁ」と寂しさを滲ませました。とはいえ、2歳馬との新たな出会いもあり、小倉に向けて鋭意調教中とのこと。さらに今回、コラムの最後に楽しみな告知が!

(取材・構成=不破由妃子)

グレアミラージュとのコンビは先週が最後「ゼッケンにサインをしてきたわ」

──先週の土曜日は、グレアミラージュ(京都9R・3歳上1勝クラス・14番人気15着)とカッコヨカ(京都12R・3歳上2勝クラス・13番人気13着)が出走。どちらも変わり身が見込めただけに、小牧さん、ガックリきてるんじゃないかなって。

小牧 なんか競馬にならんかったわ。あの日は行った行ったの決着ばかりで、後ろから行く馬にはちょっと苦しかったね。

──グレアミラージュはさすがにお疲れかも。

小牧 うん。このあとは休養です。だから、二次試験に受かったと仮定すれば、僕が乗るのは先週の競馬が最後やった。

──休養に入るということは、そういうことになるのか…。

小牧 おそらくこれが最後やなと思ったから、ゼッケンにサインを書いて、ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンのマネージャーさんに渡してきましたわ。あの馬には、長いこと乗せてもらったからねぇ。人にも馬にも本当にお世話になりました。今後は、“これが最後”という馬が増えていくね。

──小牧さんのチャレンジにはワクワクしますが、やっぱり寂しいものがありますね。・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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