2024年06月10日(月) 18:00 24
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにマーメイドステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
エーデルブルーメ
栗東・福永祐一 牝5
▲6月5日撮影(c)netkeiba
過去15戦中14戦が芝二千に出走し、掲示板を外したのは新馬戦の6着のみ。クビ差しが長めで胴もゆったりとしているが、少しトモ高で前が強い姿形。つなぎも短く回転の速いピッチ走法でコーナリングも上手。コーナー4つの競馬で機動力をしっかりと発揮できるタイプだ。皮膚の薄い筋肉質の馬体を誇示し、顔つきも聡明(そうめい)。引き続き好調だ。
コスタボニータ
栗東・杉山佳明 牝5
▲6月6日撮影(c)netkeiba
ケイコではクビを内に傾けるシーンが多く、前走は最内枠を生かしスムーズな立ち回り。直線は狭くなって立て直す致命的な不利はあったが、それを挽回できての勝利は充実の証しだ。短いつなぎと走法から一瞬の脚を生かしたいタイプで、内回りの芝二千は問題なし。前腕のボリュームは十分で筋肉の質感も上々だが、本音を言えばもう少しトモが膨らんで欲しい。
セントカメリア
栗東・高野友和 牝5
▲6月6日撮影(c)netkeiba
攻めでは口向きが安定せずフワフワするシーンが多いが、・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。