2024年07月20日(土) 18:00 28
今年の中京記念の大きなポイントは、中京のマイル戦ならおそらく出走しないが、「小倉の1800mなら…」の理由で夏のスケジュールに組み込んだ馬がいること。
アルナシーム、エピファニー、タガノパッション、ロングラン…あたりが該当する。
伝統を誇る72回の中京記念が小倉の1800m、2000mで行われたことは過去6回あり、たまたまではなく、その勝ち馬はみんな小倉の芝で好走(中距離で連対実績のあった馬が5頭)、善戦(重賞挑戦)した記録のある馬だったことが、コース変更、距離変更が最大のポイントになることを伝える。
今年、同条件の小倉大賞典(2月18日)に出走していたエピファニーなど5頭と、小倉芝1800-2000mを3戦3勝のニホンピロキーフは、まず軽視禁物。
その2月の小倉大賞典(GIII・1800m)を自己最高の1分45秒3(上がり最速タイの34秒3)で乗り切り、・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。