2024年07月24日(水) 18:02
▲佑介騎手と津村明秀騎手の対談に新たなゲストが!(c)netkeiba
津村明秀騎手をお迎えしてのwith佑第2回。GIについて「もっと勝ちたい!」と語りながら、話題の中心は上半期大活躍の競馬学校20期生へと移ります。
同期の躍進を喜ぶそんな中、突然スペシャルゲストが登場! 丹内祐次騎手が揃い、対談は更に賑やかになります。学校生時代からの関係性や、温厚な津村騎手が唯一怒ったエピソードとは…? 仲良しの“20期生らしさ”が詰まった対談をお届けします!
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(取材・構成=不破由妃子)
──4年前に『with佑』にご出演いただいたとき、佑介さんがGI勝利について「0と1は全然違うよ」とおっしゃっていて。津村さんは今、その違いの大きさを実感されているのではないですか?
津村 もともと、あのときの藤岡のその言葉がすごく印象に残っていたんです。で、こうして実際に勝ってみて、本当に違うなと思いました。周りからの祝福もそうですが、自分の気持ちとしても肩の荷が下りたというか、こんなにホッとするものなんだなって。
佑介 それが本当に大きいよね。
津村 うん。解放された感があるし、「もっと勝ちたい!」という欲が出てきた。それにしても、取材の数がすごかった。考えられないくらいの数の取材を受けた(苦笑)。いまだにちょこちょこ入ってくるよ。
佑介 『週刊ギャロップ』では特集まで組まれてたもんな。でもね、それは津村だからだよ。GIを勝ったときに、その人を取り上げたいと思うかどうか。それは絶対に人によると思うから。
──今年の上半期を振り返ってみると、重賞は津村さんの中山金杯(リカンカブール)から始まって、GIは佑介さんのフェブラリーS(ペプチドナイル)から始まった。で、川田さんがNHKマイルC(ジャンタルマンタル)、津村さんがヴィクトリアマイルを勝って、シーズンを締めくくったのも帝王賞(キングズソード)の佑介さんだった。20期生の底力が発揮されたシーズンでしたね。
▲激戦の帝王賞を制した佑介騎手とキングズソード(撮影:高橋正和)
津村 すごいですよね、本当に。今年の20期生、どうしちゃったんですかね(笑)。
佑介 こうなったら、あとは丹内。俺、丹内の口からあんまり「GI」の話って聞いたことがないけど、津村が勝ったことで、かなり気持ち的に高まっていると思うよ。ここまできたら、「次は自分だ」と絶対に思っているはず。・・・
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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。
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