【クイーンS予想】好メンバー揃った一戦 前走大敗も人気を集めるボンドガールの評価は

2024年07月26日(金) 18:00

各馬評価難解 上位人気は割れ予想

 なかなかの好メンバーが集まったクイーンS。上位人気馬どうしでかなり人気割れしそうでもある。

 ドゥアイズはリゲルS以降立ち直った印象。現在ではすっかり差し脚質になっているので展開次第で差し遅れはあるかもしれないが、ある程度のところまでは伸びてくるはず。デビュー当時1、2、2着だった札幌コースもプラス材料だ。

 ウンブライルは休み明けの東京新聞杯こそ22キロ増で大敗したが、そのあとはまずまずの内容。問題があるとしたら距離というかコース。1800mへの延長もプラスではないというかリスクはあるが、コーナー4つも初経験。合うかどうかはやってみないと分からない面がある。

 ボンドガールも距離延長・初距離・初のコーナー4つだが、こちらは位置を取るという選択肢があるし初の条件を味方にできる可能性はある。ただ理由はともかく大敗後の一戦というのは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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