2024年08月03日(土) 19:00 26
新体系となったダート3冠最終戦のジャパンダートクラシック(10月2日・大井2000m)には、ケンタッキーダービー微差3着のフォーエバーヤング、東京ダービーを独走したラムジェットなどが出走する予定。そこに挑戦の展望が広がる一戦。今年から施行条件が変わり、底力が問われた京都1900mの「ユニコーンS」を3着したミッキーファイト(父ドレフォン)に期待したい。
続く東京ダービーを6馬身差で独走のラムジェットには0秒7差。ユニコーンSに続いて2着のサトノエピックにも0秒3差をつけられての完敗だが、直線入り口から挟まれて進路変更を余儀なくされる不利があった。
1着、2着馬には5戦のキャリアがあったが、もまれた経験もなかったミッキーファイトはキャリア2戦だったから致命的。ただし、あきらめることなく最後までがんばったのは、ゴール寸前に猛然と差した新馬戦と同じ勝負強さ。着差ほどの能力差はなかった。半兄に・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。